障がい者雇用
Employment of persons with disabilities
当社と障がい者がWin-Winの関係を構築
障がいのある従業員が当社で働く「喜び」「生きがい」を感じてもらえる職場を目指して
障がい者雇用を始めた理由
当社は平成26年4月より本格的な障がい者雇用の取り組みを開始しました。
背景として、人手不足に加え若年層がめっき業を敬遠する傾向にあり、従業員の高齢化が進展し、年齢構成の是正も課題となっていることから、障がい者を「めっき作業員=戦力」として雇用することを考えました。
障がい者の主な業務内容
〔製造部〕
- めっき用の治具のフックに部品の穴を引っ掛ける作業
- めっき完了後の治具から部品を取り外し作業箱に収納する作業
- パレットの上に所定の数量の作業箱を積み重ねラップで固定し所定の場所に移動する作業
雇用している障がい者数(令和4年12月末時点)
現在、以下の通り17人の障がい者を雇用しており、障がい者雇用率は法定雇用率2.3%に対して15.8%となっています。17人の障がい者は全員製造部に所属しており、製造現場(製造部の従業員75人)では5人に1人の割合で障がい者がめっき加工に従事しています。
身体障がい者
2人(聴覚障がい者2人)
精神障がい者
5人(統合失調症2人、自閉症2人、発達障がい1人)
知的障がい者
10人(愛の手帳3級1人、愛の手帳4級9人)
当社の障がい者雇用の特色
- 障がいをひとつの個性と考え、障がい者を特別扱いしない
- 障がい者の特性を理解し、マッチした業務を提供する
- 長期雇用を前提とした正社員雇用(60歳定年、70歳まで嘱託として再雇用)
- 長期的な視野を持ち、障がい者が70歳で退職するまで支援を継続する
- 障がい者雇用責任者を取締役管理部長とし、学校や支援機関等との連携を図り信頼関係を構築
これまでの障がい者雇用の取り組み等
- 障がい者雇用を本格的に開始してから8年間で100人以上の高校生、社会人のインターンシップ(体験及び就職目的)を積極的に受入
- 令和元年9月に令和元年度・障がい者雇用エクセレントカンパニー賞(東京都知事賞)を受賞
- 当社の取締役管理部長が、令和2年6月から令和4年3月まで東京都福祉保健局主催の東京都障がい者就労支援協議会の委員を委嘱される
- 令和4年2月に東京労働局長より障害者雇用優良中小事業主(通称もにす認定制度)に認定される(認定時:都内で22社目、中小企業としては7社目、製造業としては初めての認定)